作文のネタがない
- なかむら

- 2022年5月9日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月12日
こんにちは。いきなりブログのネタが切れかけている中村です。自分の感じていることや意見などを文章にするのってやっぱり難しいですよね。それに説得力を持たせていくとなるとさらに神経を使います。自分は昔からこれといった強い意見や思想などを持つこともなく…ただ淡々と学習指導を続けてきた次第です。他の同業者さんみたいに大きな理念があるわけでもないです。だからと言って業務には何の支障もなく、むしろフラットな目線で生徒さんと歩いてきたような気がします。
去年~今年にかけて国語のテストの回答修正をしているときでした。生徒さんたちは国語の作文問題に苦労をしており、条件作文のお題によっては点数をかなり失ってしまうという状況にいました。彼らも自分と同じく作文のお題に対してこれといった意見がないということを嘆いていましたね。大人なら意見がなくとも適当に自分の立場をでっちあげて、それらしいことを書き進めていく狡さがあるんですが。赤の他人の意見や社会の常識に触れる経験がまだまだ少ない子供さんにはちょっと厳しいですよね。
作文の内容は「流行り言葉について自分の立場を明確にしたうえで意見を述べよ!」という感じだったかと思います。まず生徒さん二人から共通してきた質問が「流行り言葉って何ですか?」でした。えぇ?流行語とか最近の子って気にしないのかなと疑問に思いましたけど、とりあえず自分は「クラスのめんどくさそうな子にうけそうな言葉だね」と不適切な返答をしてしまいました。生徒さんと自分との間に漂う何とも言えない冷ややかな空気。すかさずヤバいっ!と感じ「ネットとか見てる若い子がなれ合いで使いそうな言葉ってあるんでは…」と話を続けてみると、生徒さんが「例えば~で草とかwwwのことですか?」と、まさにそれなーって反応をしたくなるような好例を用意してくれました。パッと流行り言葉が出てこない自分とは…泣。
いつもは特に意見がないとぼやいていた生徒さんですが、身近な例が出てきたとたんに、自分はああいう系統の言葉は苦手です…とか、きっちりした日本語(?)を使うべきとか、自分なら文末で笑をつかって無難にやり過ごしてますね、などなど意見から具体例まですらすら語り始めたんです。結局それを作文に書いていくべきでは?という何の工夫もないアドバイスでしめてしまったわけでして。字数を埋めるのにすら苦労していた生徒さんだったのに、作文のお題を身近な例まで引っ張ってくるとやはり言いたいことは山ほどあるようで、調整をいれながらではありますが、その後いくつかの作文問題にアタックしていき本番でも問題なく書き上げられたと報告を受けました。
起承転結を守ることや具体例と反対意見から結びへの繋ぎ方など、文章にメリハリをつけよく見せるため必要なテクニックは様々あります。けれどまず自分の主張を持たなければ作文そのものが始まりません。その主張をどう持ち出せばいいのか分からない生徒さん達にできるとこがあるとすれば「君の身近でもこういうことがあると思うけどそれについて君はどう思う?」と基本的なアプローチで生徒さんのもやもやを晴らしていくのがいいトレーニングになるのかなと感じます。そして意見を持つには様々な情報に触れていく必要もあるのかなと。
ゴールデンウィークが終了し五月病の季節になりました。ここでくたびれたまま定期テストに突入しないようにできることから地道に頑張っていきましょう。生徒さんがお土産にくれたまりもが12年目に突入しました。こんなに長い付き合いになるとは。




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